ユニバーサルなモデルコース～仙厳園満喫コース～

所要時間：４時間
主な交通手段：バス、徒歩

本コースは、桜島と錦江湾を一望できる島津家の別邸である「名勝　仙巌園」で様々な体験や食事を一日中楽しめるコースとなっています！！

■本コースの様子は動画でもご覧いただけます。

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鹿児島中央駅からカゴシマシティビューバスへ乗車

鹿児島市内の観光地循環バスで、赤と緑のレトロなデザイン、海とイルカをイメージしたデザインの2種類のバスで運行しています。
1日19便、8時台から17時台に約30分間隔で運行。

カゴシマシティビューは、全車スロープ付きで、車椅子でも乗車可能です！

■乗車時の様子は動画でご覧いただけます。

カゴシマシティビューバスで４９分

名勝　仙巌園

万治元年（1658）に島津家19代光久によって築かれた島津家の別邸です。雄大な桜島を築山、錦江湾を池に見立てたスケールの大きな庭園で、28代斉彬もこよなく愛し、篤姫など多くの人を魅了しました。
およそ1万5千坪の広大な庭園には、四季折々の花々が咲き誇り、大名家ならではの催しも魅力です。ガス灯の実験に使用された鶴灯籠や、全国でも珍しい猫を祭った猫神、江戸時代の正門である錫門（すずもん）など、見どころが満載です。
仙巌園が位置する磯エリア一帯は、平成27年（2015）に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されました。日本の近代化を推し進めた薩摩の人々のストーリーを感じることができます。

園内は一部砂利道があります。入口でバリアフリーマップをもらえるので、ルートを確認して周ることをお勧めします。
多目的トイレが園内に４か所、駐車場横に１か所あります。

■バリアフリー情報はこちらから確認できます。

日本の近代工場発祥の地「反射炉跡」

反射炉は、鉄を溶かして大砲を造るためのものです。
アヘン戦争後、日本では欧米列強の強力な艦載砲を備えた軍艦の来襲に危機感を持っていました。1851年、薩摩藩主に就任した島津斉彬は、富国強兵・殖産興業を唱え、集成館事業を興しました。
集成館事業の中核となったのが、鹿児島市磯に築かれた工場群「集成館」です。ここでは、製鉄大砲鋳造、洋式艦船の建造、製鉄や紡績、ガラス製造、活版印刷などが行われました。大砲の大型化・鉄製化を図るため、オランダの技術書の翻訳書を参考に西欧の鋳造技術を導入し、鉄を溶かして大砲を作る反射炉を建設したのです。
現在は、1857年に建設され、薩摩在来の石組み技術で精密に造られた2号炉の下部構造が残っています。かつては、この上に高さ16mほどの煙突がそびえ立っていました。
2015年7月5日に世界遺産一覧表に記載されることが決定した「明治日本の産業革命遺産　製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつです。

スロープも整備されており、車椅子のまま見学することができます。

薩摩の伝統文化を楽しむ「体験施設」へ

鹿児島の文化体験。鹿児島の歴史・伝統・文化を学び、体験し、楽しむためのスペースです。
桜島と錦江湾を望む絶景のもとで、仙巌園ならではの体験の数々をご用意しております。
車椅子のまま体験施設の２階へ行ける経路はこちら。

■仙巌園のホームページはこちらから確認できます。

体験メニュー①：切子かけらの細工

薩摩切子を製造する過程で出るカケラを使用したアクセサリーづくり体験です。色の組み合わせは自由自在。オリジナルのアクセサリーを作ることができます。
通路も広々としており、また、車椅子のまま体験できます。
【料金】（体験時間）：1,000円（30分）

■仙巌園のホームページはこちらから確認できます。

体験メニュー②：弓矢体験四半的（しはんまと）

戦国武将たちが宴会の余興として行った記録が残る「四半的」。初心者でも簡単に弓を射ることができます。
畳に座って射る体験ですが、畳を避けて車椅子のまま、また椅子に座って射ることもできます。
【料金】（体験時間）：500円（5分）

■仙巌園のホームページはこちらから確認できます。

「桜華亭」でランチ

錦江湾に浮かぶ雄大な桜島を目前に、薩摩の郷土料理をご堪能いただける、鹿児島屈指の絶景レストランです。料理人が厳選した地元食材が、味と表情を巧みに変えながら、四季折々の「和膳」として登場。お殿様が愛した美しい景色とともに、ご賞味ください。
車椅子のまま入れるテーブルがあります。
※観光庁「観光施設における心のバリアフリー認定制度」の認定施設です。

■お店のホームページはこちらから確認できます。