錦江湾の恵みを体感-1

錦江湾の恵みを体感
目の前に海が広がる鹿児島市 朝活で〝錦江湾〟を満喫

「錦江湾(きんこうわん)」の呼び名で親しまれている鹿児島湾のポテンシャルを丸ごと感じてみませんか。早朝から午前中を使って、〝見て・知って・食べて・遊ぶ〟錦江湾の恵みを丸ごと体感するコースを、鹿児島生活4カ月目というバスケットボール選手の石橋玲音さんが体験しました。
 

プロフィール/石橋玲音(いしばしれおん)さん
神奈川県出身のバスケットボール選手。3×3の選手として2021年にプロデビュー。翌年からはB3リーグの選手として活躍。2024年8月から、鹿児島県鹿児島市に移住し、鹿児島レブナイズのオーナー企業Wizで働きながら、セカンドチーム「Red Monsters」で活動している。3×3のエクスプローラーズ鹿児島でも活躍中。

錦江湾を「見る・知る・食べる」 魚市場で鹿児島の旬の魚を体感しよう

広いせり場にさまざまな魚が並べられています
 

見たことのない世界へ

錦江湾の海の幸を体感しようと鹿児島市の魚類市場を訪ねた石橋さん。普段は部外者が立ち入ることはできませんが、事前に申し込むことで、案内を受けながらせりを間近に見学することができます。「魚市場はTVでしか見たことがない世界。とても楽しみです!」と見学者用の帽子をかぶり、長靴に履き替えてさっそく場内へ。
 

魚好きの石橋さんはこの笑顔
 

鐘の音と威勢のいいかけ声が響きます

大きなバショウカジキやマグロをはじめ、さまざまな魚が美しく並んだ様子は圧巻。天然物と養殖の魚の見た目の違いや目利きのコツ、せりの方法についての説明を受けていると、「せり」の始まりの合図、鐘の音が鳴り響いてきました。せり人が威勢のいい声で、競争で値をつけさせ、最高の値段をつけた仲卸業者が買い取っていきます。「早口なので、何を言っているかさっぱりわかりませんが、活気がすごい!」
 

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    活気あるせりの様子
     

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    市場に水揚げされる魚のことを教えてもらいました
     

せり落とされた魚はすぐに場内の仲卸業者の店先へ

鹿児島の市場に水揚げされる魚の種類の多さ、海の豊かさを実感した石橋さん。仲卸業者が買い取った魚が、せり場のすぐ隣のエリアにある仲卸業者の店に次々と運ばれ、解体されて鮮度がいい状態で出荷されていると聞き、市街地からこんなに近い場所にある魚市場だからこそ、飲食店やスーパーでも新鮮な魚が食べられるのだなと納得した様子でした。

 

魚市場の見学を通して鹿児島の海の豊かさを実感

【施設データ】
「鹿児島市中央卸売市場 魚類市場」
住所:鹿児島市城南町37-2
TEL:099-223-0310
一般市場見学時間:原則として月曜~金曜の5時~12時 目安は30分~1時間程度
※せりの時間:5時30分~8時ごろ
費用:無料 ※長靴の貸し出しあり
申し込み:一般市場見学は市場見学カレンダーの確認後、希望日時の1カ月前までに、申込書をダウンロードのうえ、必要事項を記入してメールかFAXで申し込みを。
メール:gyorui@city.kagoshima.lg.jp
FAX:099-223-9817
 

歴史ある市場食堂で 朝ごはんをいただきます!

場内には、魚類市場で働く人や買い出し人のおなかを満たしてくれる食堂もあります。もちろん、早朝から一般の人も利用可能。普段から自炊をしているという石橋さんは、新鮮さはもとより、魚のプロに愛される味を楽しみに、市場食堂ののれんをくぐります。豊富なメニューから悩みぬいた結果、刺身定食にアジフライをプラスして、味噌汁を貝汁に替える豪華な朝ごはんに決定。この日の刺身は、真鯛や秋太郎(バショウカジキ)、カンパチ、アジ、イカ、カツオのなど8種の盛り合わせ。肉厚のアジフライも食べ応え十分。鮮度もボリュームも大満足の朝食となりました。
 

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    豪華な朝ごはんはこれ!
     

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    市場食堂城南店外観 
     

【市場食堂 城南店】鹿児島市城南町37 魚類市場内

錦江湾で「遊ぶ」 磯海水浴場でSUP体験

背の高い石橋さんは一番大きなボードで
 

初心者でも大丈夫! 初めてのSUPにチャレンジ

次は錦江湾で遊んでみよう!と鹿児島市街地に最も近い磯海水浴場へ。今日は初めてのSUP体験です。さっそく着替えて、ライフジャケットを着用。SUP体験は基本的には水着があればOK。気温に合わせてウインドブレーカーを羽織ったり、サングラスや帽子を着用したりする人もいるそう。SUPは「Stand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)」の略称。初心者でも気軽にチャレンジできるアクティビティーで、体験ツアーでも幅広い年齢層が楽しんでいるそう。
 

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    ライフジャケットをつけてもらいます
     

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    乗り方のレクチャーを受けています
     

レクチャーを受けて安全に

まずはパドルを海水に入れる角度や動かし方を習います。SUPは体幹が肝心だとインストラクターさん。海の上のボードの上で安定感を保つためには、全身の筋肉を使うそうですが、身長が高いと重心も高くなって、案外難しいのだとか。「スタンドアップパドルですが、必ず立たないといけないわけではありませんよ」と背中を押され、石橋さんは自分のペースで。ゆっくり楽しむことに。
 

いざ海へ!

立ちたかったけど、それは次回に

パドルもボードも利用する人に合わせたサイズがあり、背の高い石橋さんは安定感のある一番大きなボードを使うことに。ボードに座って重心を低くしてこぎ出しますが、足が長くて正座は苦手という石橋さんは、苦戦しながらインストラクターに続いてこぎ進めます。次のステップは立つことですが、午後からの仕事を考えて、チャレンジは断念。「次はお休みの日にリベンジします!」と誓って、体験を終えました。
 

膝立ちはできましたが、今日はここまで!


【SUP体験ができるツアー】

・桜島&朝日ダイナミック絶景錦江湾SUP体験ツアー
Rising Sun Volcano Sup Trip
【問い合わせ先】HOTEL&RESIDENCE ホテル南洲館  鹿児島市東千石町19-17
TEL:099-226-8188(10時~20時) 担当/橋本


 

・雄大な桜島をバックにSUP体験
マリンスポーツの経験がなくても、基本を学べばすぐに楽しむことができるのがSUPの魅力。10歳以上から体験できます。ボードやパドル、ライフジャケットなどレンタル一式を含みます。

【錦江湾マリン】鹿児島市吉野町磯9679



 

夏休み中は「夜の水族館」で鹿児島の海を体感して

桜島の目の前にある九州最大級の水族館には、鹿児島の深海の様子や鹿児島の生き物を中心に約800種1万点が展示されています。夏の夜は水槽の照明が変更され、昼間とは異なる幻想的な雰囲気を演出する「トワイライトアクアリウム」で特別なひとときが楽しめます。

【いおワールドかごしま水族館】鹿児島市本港新町3-1 

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