
今もなお色褪せない西郷隆盛氏の精神に触れる
日本の礎となった明治維新。その立役者が西郷隆盛氏であることは、誰もが知る事実です。その偉業を成し遂げた彼は「敬天愛人」を体現した人でもあり、今もその精神は現代の人たちの心に息づいています。
2027年は、西郷隆盛さん生誕200年、没後150年の記念すべき年です。西郷さんについて学び、新しい自分を見つけてみませんか?
まずは西郷氏の人生を知ることからはじめよう
出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/)
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西郷南洲顕彰館
じっくりと西郷氏の生涯を学ぶことができる。その時、彼は何を考えて行動したのか、静かに深く感じることが、旅のスタート。
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南洲墓地
桜島を眺めながら眠る西郷氏の墓地。西郷氏を囲むように、西南戦争の薩軍戦没者の墓が並んでいます。そっと手を合わせ、冥福を祈ります。
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南洲神社
西郷隆盛を祀っている神社。毎年7月17日、7月18日に夏祭り「六月灯」が行われ、155段の石段に並べられた灯籠が夏の夜を彩ります。
ガイドツアーでじっくり西郷氏の秘話を聞く
地元ガイドとの会話を楽しみながら、ディープな西郷氏に迫ることができます。西郷隆盛銅像の横にある観光案内所「まちあるきステーション」で受付中です。
維新ふるさと館で西郷が生きた熱い時代に触れる
西郷氏をはじめとし、近代日本の原動力となった鹿児島の歴史や先人たちの偉業などを分かりやすく紹介。もっと深く知りたい方は、歴史解説員と特別顧問による「館内ギャラリーガイド」がお勧めです。また、西郷氏の出身地である、「維新のふるさと」そのものとも言える加治屋町に位置しているため、周辺を歩きながら探検してみては。
▼館内ギャラリーガイド
日時:毎週土日の11:00~11:30/14:30~15:00
定員:10名
参加料:無料
必読!南洲翁遺訓
何が西郷氏たらしめるかを知ることができる本。庄内藩は、薩摩藩と長く敵対関係にありましたが、戊辰戦争を通じて西郷氏の王道的な対応に感動。その後、庄内藩士が鹿児島を訪れ、西郷氏と対話する「徳の交わり」が実現しました。その時の対話を庄内藩士が書き起こした52の西郷氏の言葉は「敬天愛人の道」そのもので、今を生きるビジネスパーソンも胸が熱くなること間違いなしです。