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更新日:2014年4月16日

市街地から気軽に行ける避暑スポットで涼を味わう

南国の夏を乗り切る食のアイデア

澄んだ水に泳ぐ白糸のようなそうめん。見るからに涼を呼ぶ様は夏の風物詩です。そうめんは南国・鹿児島の暑さを乗り切るために、地元で親しまれている食のひとつとして、水の中をくるくると流れる「そうめん流し」が主流です。
発祥は昭和37年、指宿市にある唐船峡から、平均水温13度、1日10万トンを湧出する清水を活用して生まれました。ドーナツ型の水槽を流れる回転式のアイデアも唐船峡が始まりです。豊かな水と緑に包まれた環境で、ひんやりとした空気が暑さを和らげます。ここは通年(年中無休)で営業されており、そうめん流しのメッカとして県内外から多くの人が訪れています。

市民が憩う「慈眼寺そうめん流し」へ

現在、そうめん流しは、県内のあちこちで行われており、特に水のおいしい土地で楽しむことができます。鹿児島市内では、谷山観光協会が直営する「慈眼寺そうめん流し」がおすすめです。住宅地の中とは思えないほど緑豊かな森の中にあり、そこには昔、島津家も尊崇した慈眼寺がありました。廃仏毀釈により寺は無くなりましたが、観音堂跡には稲荷神社が建てられています。

春は桜、秋は紅葉が美しく、市民の憩いの場であり、幅広い世代が集まる公園として、昭和49年には名勝として鹿児島市の文化財指定を受けています。夏にはうっそうと繁る木々の葉が木陰を作り、小川のせせらぎが清涼感を演出します。市内中心部から車で30分ほど、JR指宿枕崎線の慈眼寺駅からは徒歩3分。気軽に行ける避暑スポットでもあります。

噴火口からそうめんが湧き出てくる!?

「慈眼寺そうめん流し」の一番の特徴は、くるくる回らないということです。設置してあるのは、桜島をイメージしたオリジナルの”噴流式そうめん器”です。円盤の中心が円錐状に盛り上がり、真ん中の噴火口から地下水とともにそうめんが湧き出てきます。その様子は、まさに桜島の溶岩のごとし。

ユニークなスタイルを楽しみながら、そうめん定食をはじめ、マスの塩焼き、鯉のあらい、焼き鳥などを味わえます。そして、醤油ベースのたれを焼いた米粉餅にかけた「両棒餅(ぢゃんぼもち)」発祥の地とも言われています。メニューにも用意されているので、食後の甘味にぜひ楽しんでみてください。
※谷山観光協会直営「慈眼寺そうめん流し」
電話番号:099-268-2504
営業期間:3~10月