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更新日:2017年1月13日

他の九州ラーメンとは一線を画す、独自のスタイルを保つ鹿児島ラーメン

【百聞は一食にしかず。かごしまラーメン】 リーフレット完成!

鹿児島うまいもの味めぐり Vol.1

「鹿児島ラーメン」に特化したリーフレットが完成いたしました!
 当協会が、観光客の皆様、本市で開催される各種大会会議の参加者の皆様へ、
 独自のスタイルを持った「鹿児島ラーメン」をご賞味いただきたい!!という思いを込めて作成いたしました。

※リーフレットをクリックしていただくと詳細をご覧いただけます。
かごしまラーメンチラシ表

独自のラーメン文化を保つ鹿児島ラーメン

九州のラーメンといえば、白濁した濃厚なトンコツスープというイメージが一般的だと思います。これは九州各県のラーメンが久留米ラーメンにそのルーツを持つことに由来します。しかし、九州の中にあり唯一久留米ラーメンの影響を受けていないと言われているのが鹿児島ラーメンです。トンコツベースという点では他の九州のラーメンと変わりはないのですが、鶏ガラや野菜に加えて煮干しや干し椎茸、昆布などの乾物も使用するケースが多く、スープの白濁具合も他の九州のラーメンと比べると薄めで、むしろ澄んだ褐色のスープもあるほどです。

 

写真:くろいわ

それゆえ、トンコツベースでありながら、鶏ガラや野菜を使っている分、最後まで飲み干せるほどマイルドで優しい味わいのスープに仕上がっています。麺はかん水を使用しない白い中太麺が主流なのも特徴の1つです。また、ラーメン自体の特徴ではありませんが、多くの店で入店すると大根などの漬物とお茶が提供されるのも、他県に見られない独自のスタイルと言えます。このように、九州内にあって、味、スタイルともに独自のラーメン文化を育んできたのが鹿児島ラーメンです。

鹿児島ラーメンのルーツとは

写真:のぼる屋

このように他県とは違った独自のスタイルを持って発展した鹿児島ラーメンの元祖と言われているのが、1947年に鹿児島市に開店した「のぼる屋」(2014年4月一度閉店しましたが、2016年9月に復活しました)と言われています(諸説あり)。
創業者の女性が横浜で看護師をしていた時に、中国人の患者からお礼として教わったラーメンを鹿児島に帰郷後、独自にアレンジを加えて再現し、店を開いたとされています。その後、「のぼる屋」を皮切りに鹿児島市内を中心に多くのラーメン屋が開店しましたが、その「のぼる屋」の味がそのまま鹿児島ラーメンのスタンダードとなることなく、『トンコツをベースにしながら鶏ガラや野菜も使ったスープにかん水を使わない麺』という大まかな枠組みの範囲内で多種多様なラーメンが誕生して、発展し続けているのが現在の鹿児島ラーメンと言えます。

豊富な味のバリエーションが魅力

一般的に認識されている鹿児島ラーメンの特徴としては、褐色系のトンコツスープに中太麺、具材はキャベツやモヤシ、キクラゲ、チャーシューというトッピングが主流で、焦がしネギを入れる店が多いのですが、それだけに留まることなく、一口に「これが鹿児島ラーメンだ!」と言い切れないバリエーションの豊富さがあります。また、昨今は県外の味やトレンドを取り入れたラーメンを提供する店や、鹿児島独自の特産品、例えばマグロやカツオを使ったいわゆるご当地ラーメンを提供する店も増えてきており、その多様性であったり、様々なアレンジをも受け入れる許容範囲の広さこそが鹿児島ラーメンの最大の特徴とも言えます。

写真:こむらさき

写真:我流風

写真:豚とろ